H. T.

マーケティング事業部
メディア部

直感の精度に磨きをかけ、
成功確率を上げる

3歳から小2までは水泳を。小2から中1まではサッカーを。そして中2で運命の新体操に出会う。親が見つけてきた近所のクラブチームに体験入会すると、自分よりも小さな子どもたちがバク転やってて「これはすげえ」とアクロバティックな技術の虜になり、現在に至る。
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【my favorite】
男子新体操 / 食べること / カラオケ / アニメ / 映画 / ハリーポッター

「何を」より「誰と」重視の就職活動

昔から身体能力は高い方だったと思います。生まれも育ちも葛飾亀有なんですけど、高校は部活の寮生活で神奈川へ。大学はAO入試で国士舘に進み、4年間新体操に打ち込みました。と、なると卒業後も新体操の道へと思われるかもしれませんが、実は男子の新体操は日本が発祥で世界大会がないんです。卒業後も続けるとしたらエンターティメント系に限られてきます。

体育学部なので体育教師かトレーナーの道も選べました。ただ、どうせならまったく違う道を歩んでみるのもいいかも、と普通に就活することに。そこで紹介されたのがフォースリーだったんですね。

当時、漠然と広告に興味があったのですが、それ以上に何をやるかよりも誰とやるかを重視していました。僕は新体操をやりたくて大学まで進んだのに、モチベーションや価値観のズレが原因で「この人とは一緒に練習したくない」と思う人がチラホラいたんです。そんな経験から何をやるかより誰とやるかを意識するようになったんです。

フォースリーを調べてみるとコミュニケーションや人と人の価値観を重要視していることが伝わってきた。直感でここはいい!アリだと思いました。

落ちていたモチベーションが戻ってきた

最終面接まで進んだのはフォースリーのみ。他は全て説明会どまりでした。周りのみんなは就活にネガティブな感想だったのに、僕だけワクワクしていて(笑)。しかもスポーツひと筋だったこれまでに経験したことのない新しい世界へのチャレンジでもあるので余計に胸踊らせていました。

ところが入社後、思わぬことで落ち込んでしまいます。それまで高校大学と家を出て暮らしていた反動で、実家に戻った僕はあらためて家族と過ごす時間を必要以上に大切に感じるようになってしまったんです。ちょうど同居中の祖父が体調を崩したことも重なって、出社に対するモチベーションがまったく上がらない状態に。一年目は会社のイベントにもほとんど不参加でした。

それが大きく変わったのが、会社のイベントの運動会(記事はこちら)。これがもう、めちゃくちゃ楽しかった。仕事以外で会社のみんなと絡むのがこんなに盛り上がるなんてびっくりしました。これで完全にワクワク感が取り戻せたんですよね。あれで完全復活できました。実行委員会のみなさん(記事はこちら)本当にありがとうございます、来年も開催予定でしたらぜひ手伝わせてくださいって感じです。

“なんとなくいい”の方程式をつくる

仕事はクリエイティブと運用です。もともとものづくりは好きだったんですが、配信後の数字を見て調整するのもまた違った楽しさがあります。効果が出る広告を作る醍醐味みたいなものを知りました。特に意識しているのは、なんとなくいいなと思ったクリエイティブをそのままにしないこと。なぜいいと思ったかを考えるようにしています。

それは林さんからいただいた気づきだったんですが、いままさに疑問を放置しないように思考の総量を増やしつつ、直感の精度に磨きをかけているところ。“なんとなくいい”の方程式をつくれば成功確率も上がっていくはずですから。

せっかく広告に携わっているので、このスキルをもって将来は新体操に携わりたいと考えています。大学を出て教師になったり、あるいは一般企業に入社して一度新体操から離れるとみんなもう戻ってこないんですね。経験した仕事を活かして再び新体操に関わる成功例に僕がなれたら、と思っています。クラブチームの宣伝とかできたらいいですよね。他にも協賛取ったりスポンサー集めとか、企業同士をつなぐとか。ビジネススキルが活かせる場面はいっぱいあると思って、今日もコツコツ経験値増やしているところです。