M. F.

コーポレート本部
社長室

止まっていた思考が
動き出した

大手工具専門商社の営業として5年間、大阪で関西文化の洗礼を浴びる。言葉にできないしんどい修羅場をやまほどくぐって精神的に鍛えられた。「若いうちに経験できてよかった」笑顔で振り返るタフな彼女が次に挑むは仕事も環境も180度異なるフォースリーでの人事である。
Profile

【my favorite】
ウォーキング / ランニング / よさこい / 最後の晩餐は絶対寿司 / 声がでかい / 品格アップデート中

未経験から人事にチャレンジ

本当は前職で人事やりたかったんですよ。もともとその会社に入ったきっかけも当時の人事担当に惚れ込んで、というものだったので。キャリアビジョンとしては「人事となって自分の手で会社の未来を作る人材を採用したい」でした。しかしそもそも異動希望を出す制度自体が存在しない。やりたいです!と言ってもそうなんだ、がんばってねで終わりです。

ならば、と大阪赴任から東京に戻って2年目で外の世界に目を向けます。未経験から採用してくれる人事の募集を探しはじめました。そんな中でエージェントから紹介いただいたのがフォースリー。それまでが大手だったこともあり、ベンチャーのほうが向いているかもというヨミもあって「ぜひ!」とエントリーしました。

最初の面接はリモートで、山田さん。終始笑顔の山田さんとは雑談とまではいいませんが、気持ちよくコミュニケーションを取ることができました。続いて二次面接はオフラインで代表の林さんだったのですが、とにかくそれまでの面接の概念を打ち砕かれたセッションでした。代表との面接というとお互いスーツ姿で、弊社への志望動機は?が普通ですよね。

自己開示で思わず涙の代表面接を経て

目の前に登場した林さんは、外は雪だというのにTシャツ姿。そして通りいっぺんの質疑応答ではなく、初対面の私のことを本気で知ろうとしてくれた。最初はなんとか採用してもらいたくて取り繕っていたのですが、すぐにボロがでてしまい…ああこれはもうかなわない、とコンプレックスをさらけ出すことになったんです。当たって砕けろでした。

代表の面接であんなに泣いたら不採用だよな、と落ち込んでいたら次の日、最終選考の案内が届きます。なぜ?と半信半疑で面接を受けたのですが、具体的な業務の話がはじまり、その場で内定をいただけました。それから一年。中途採用を中心に5~6ポジションの一次面接を担当しています。あとは面接日程調整などのオペレーション業務ですね。

とにかく自分と現場が感じる「この人いいな」の軸を擦り合わせることに尽力してきました。膨大な面接数をこなしたり、自分の感想を現場にぶつけてフィードバックもらったり。かなりの難関でしたがなんとか1名採用することができました。そのメンバーがいきいきと働いていて、かつ配属部署からの評判もいい。はじめてこの仕事の醍醐味を味わいました。

正直、新卒入社者がうらやましい…

フォースリーの採用業務で感じているのは、熱量が大事ということ。夢や目標を持って仕事に取り組む人は成功確率が高いと思います。とはいえ私も実は世代的に温度が低めの人間。前職ではただただ時間が過ぎればいいと思っていたし、モチベーションの欠片もありませんでした。大手特有の風通しの悪さも思考停止に拍車をかけていた気がします。

それがフォースリーに入って180度変わることができた。きっかけは何かをやりたいという気持ちに対して否定から入らないコミュニケーションです。これやってみたい、これで効率がよくなる、こうしたらお客様のためになる…そんな意欲や声を応援してくれる。もっと早くこの会社と出会いたかった。正直、新卒の子たちがうらやましいと思ったほどです。

これから業務の幅を広げて人事としての厚みを増していくつもりです。同時に人の気持ちに寄り添うことを忘れないようにしたいですね。人の気持ちに敏感なのは自分の得意なところでもあるので、声をかけたり、手を差し伸べたり。いまあるフォースリーの居心地の良さにさらに磨きをかけていくのも人事の大事な仕事だと思っているんです。