S. H.

店舗運営事業部
ナカメスタンド 店長

正解も不正解も
ない世界で

自分のキャラを一言でいうと“大雑把だけど繊細”。つまり相反する二面性の持ち主ということか。子供の頃の夢はパティシエで、社会に出てから一度は叶えたはずが、紆余曲折を経て中目黒のカフェ・バーの店長に。いまではすっかり地元に愛されるお店づくりに奮闘する日々。
Profile

【my favorite】
ケーキ / 釣り / スノーボード / ドライブ

直感でワクワクする会社

地元が富山で専門学校を卒業した後、東京のブライダル系企業に就職しました。でも家庭の事情でふたたび富山に戻ることになり、知り合いから頼まれて手伝いのつもりで入ったラーメン店で店長をやることに。富山駅前でそこそこ席数もあるラーメン店でした。ただ、再び東京に出られることになり、キャリアアップもしたかったので転職活動を始めたんです。

フォースリーはエージェントからの紹介。バナナスムージーのFC店を黒字化するというミッションとホームページの印象が楽しそうというのが志望動機ですね。他の会社は一切受けていません。内定をもらったら必ず行こうと決めていたんです。直感でワクワクするというか、好奇心をくすぐられて。なんで広告屋さんがバナナスムージーのお店を?って。

面接では林さんに私の本当の姿を一瞬で見抜かれてしまって。せっかちだよね、と指摘されて話すタイミングやテンポなど、こうしたほうがよくなるよって指導していただいて。それまでこういう風に自分を見てくれる人がいなかったんです。だからこの人にはウソつけないな、と思うと同時に準備していた模範解答のようなものが頭からきれいに消えてしまって。だから落ちちゃったかな…と思っていたんですが、なんと帰り道で電話がかかってきて「内定です」って。「よろしくお願いします!」って即答でしたよ(笑)。

入社一週間目のミッションチェンジ

入社して導入研修を受けたのち、まずはバナナスムージーの店舗に配属となりました。3ヶ月ぐらいバナナで現場に慣れて雰囲気つかんだあたりから黒字化へ…と意気込んでいたんですが一週間目ぐらいに「お店変えるんだけど何のお店がいい?」って言われて。バナナで黒字を目指すのではなく、自社ブランドでリニューアルオープンすることが急遽決まったんです。

そこからはもう怒涛の日々。まずみんなで意見を出し合って、中目黒に根付くお店って…とキーワードを出していって、設備もガスが使えない上にオープンまで時間がないから限られた中でメインの商品を決めて。スムージーで行くことに決まったけどレシピは?どうやって作る?誰が?結局、私しかいないんですよね。いろんなお店を回っていきなり作り方や材料について聞いたりもしました。最初はもうめちゃくちゃなものができたりして。

やりながら思ったのは、おそらくフォースリーのみなさんはこれまでこういうやり方でやってきたんだな、ということ。だからものすごい集中力を発揮するんですよね。私もだから、わからないことだらけだけどやってみて怒られたらそれを変えていけばいい、ぐらいに開き直った。とにかくやれることから潰していく。やっていくとあれもこれもとやることが増えていきます。そうこうしているうちに形らしいものに仕上がってきて、なんとかオープンまでこぎつけました。

ここでしか積めない経験を

手探りながらスタートした『ナカメスタンド』ですが、まだ軌道には乗っていません。ただ山田さんも川俣さんもやったことのない事業部だから正解も不正解もない、トライアンドエラーだよと言ってくださるので、私もできるかぎりやっていこうと前向きです。地元の方がみんな中目黒を愛しているので、そういう人々が集まる場になればいいなと試行錯誤しています。

入社以来ずっとドタバタが続いていますが、フォースリーを選んで本当に良かったと思います。型にはまらない、だけどちゃんとゴールを自分から設定するよう導いてくれる環境なんですよね。何もない状態でのリニューアル。みんなやり方わからないし、私だってわからない。でもわからないばかり言っててもどうにもなりません。その中でいかに自分が動くか。怠けてやってリニューアルを迎えるのと、全力でいろんなことを考えながらやってみるのって全然違うことに気付かされました。

私はほとんど本社にいないのですが、他の事業部のみなさんが事業部のことを気にしてくれてて、見てくれているんです。わかってくださっている。だから私もがんばろうと。本当にオープンまでの期間はみなさんに助けられたと思っています。いい経験ができたというか、ここじゃないとできない経験ばかりでした。あとはナカメスタンドを軌道に乗せて、二号店、三号店と出店を続けていけるようにこれからも精進します。