第1回フォースリー大運動会!後編

2023.05.31
カルチャー

こんにちは!広報委員Kです。
フォースリーでは、今期から「理事会」という制度を取り入れました。役員として経営に関わるわけではなく、組織や文化育成の側面を中心にメンバー間の学びや交流を促進していく役割です。

林を理事長として、その下に社内の組織運営に関わるフォーラム理事、広報活動を行う広報理事、勉強会や講演を主催するラーニング理事、社内イベントの企画・運営を行うイベント理事という4名の理事がいます。理事はそれぞれ実務を分担するために委員を集め、通常業務と並行して活動しています。

先日開催された運動会はもちろんイベント理事の担当ですが、実は発案・企画したのはイベント理事ではありません。そこで今回、運動会を企画した実行委員長のOさんとイベント理事のBさんを取材しました。

運動会実行委員長 Oさん:2021年入社。未経験からエージェンシー事業部アフィリエイト部にて広告運用を担当。
INTERVIEW

イベント理事 Bさん:2021年新卒入社。エージェンシー事業部アフィリエイト部にて広告運用を担当。
INTERVIEW

Q. 運動会を企画したきっかけはなんですか?

私が林さんに「運動会とか面白そうですね!」って言った、そのひとことがきっかけですね。なんでそうなったかというと、当時フォーラムを始めるっていう話を伺って社内コミュニケーションの話をしていた流れで、何かもっとコミュニケーションを活性化するために何かみんなでチームプレーができるような企画とか行事といえば運動会じゃないかな、と思って提案した感じです。でもまさか自分がやると思ってなくて(笑)お酒の席だったんで、本当にめちゃくちゃ軽い気持ちで「運動会とかでもコミュニケーション取れそうで良さそうですよね」って話をしたら、まさかの次の日に社長室に呼ばれて始まったっていう流れでした。

—では、飲み会やBBQではなく運動会だったというのはチームプレーを重視したということでしょうか。

そうですね。あと、飲み会とかはキックオフだったり納会で一応機会があるんですけど、運動会みたいに身体を動かしながらコミュニケーションを図るっていうイベント自体がもともとなかったので。淡路(編注:田植え・稲刈り研修のこと)はまたちょっと例外なんですけど。

Q. 運動会の準備で一番大変だったことはなんですか?

一番…、一番は場所を押さえるのが一番大変でした。もともとは目黒区内、近場で企画をしてたので、区の施設とか公共のスペースを探して動いてたんです。けど、結局抽選じゃないとできないとか、区の決まりで予約がいついつまで半年間埋まってしまっているとかあって、でも開催日はもう林さんに社長室に呼ばれた日に決まってて。それが私の想定よりもかなり早かったのでやばい!って。もう最初の1-2ヶ月くらいは場所、施設を決めるのに時間が取られました。

Q. チーム分けについてお聞きします。新卒をリーダーにした狙いを教えてください。

新卒をリーダーにしたのは、「コミュニケーションを図る」という最初の目的そのままですね。4月15日開催だったので、4月1日に入社した新卒はまだあんまりコミュニケーション取れてないと思ったんですよ。そもそも社内メンバーの顔と名前が一致しない状態っていうのも絶対あると思って。人数的にも5チームがちょうどよかったのもあって、新卒がまず楽しめるように、そして新卒紹介もできるような仕組みにしようと思ってリーダーにしました。

—オープニングの動画に新卒の名前が大きく出たのもそういうことなんですね。

そうです。

Q. 今回さまざまな種目が用意されていましたが、ボツになった種目ややりたかったけどできなかった種目はありますか?

めっちゃあります!(笑)実行委員会メンバーで考えてリストアップした種目と、参加表明してくれたメンバーに対して何をやりたいですかってアンケートで集めたものを合わせると30種目以上はあったと思います。最後までやるかどうか迷ったのはローション相撲と(笑)二人三脚とか大玉転がしとか、しっぽ取りとかですかね。あとゴルフやってるメンバーが結構多いこともあって、ゴルフ系の種目がやりたいという声があったので関連させた競技も考えてはいたんですけど、他のにシフトした感じですね。

—運動会らしい競技と運動会らしくない競技が混在していますよね。

そうですね。「リアルゲーム」とか「箱の中身はなんじゃろな」みたいな運動会らしくない競技を入れたのは、運動嫌いな人も楽しめるような運動会にしたいっていう大前提があったからなんです。今回参加してくれた方のなかでも「走るの苦手です」とか「しばらく運動してないので走れるかわかりません」とか、「足やっちゃうかもしれないです」っていう声がもともとあったのもありますし、私の個人的な希望としてお子さんも是非参加していただきたかったので、そういったところでも楽しめるような競技を取り入れたり競技のルールを作ったりしていきました。
希望のあったものについてはできるだけ障害物リレー内に組み込んだりして、やりたいものは基本的にやったと思います。

ただ今回、想定以上の方が参加してくださって、集まっても3〜40人かなって思ってたのがその倍の人数だったんです。広い会場が取れたので良かったんですが、この会場が結構ギリギリまで取れるかわかんないっていう状況で。3つくらい会場を仮押さえしたんですけど、ここが取れなかったらもっと狭いところになっていたので、そうなっていたら種目もかなり違っていたと思います。

Q. 本番で成功したこと、失敗したことを教えてください。

実は今回、運動会屋さんっていう業者さんを入れてるんですけど、本番の後にフィードバックをいただく機会があって。結論、成功でしたねというふうには言っていただきました。どの競技もプランをきっちり決めてたし、ルールも点数配分もかなり細かく決めてたので、これちょっと失敗だったなっていうのが正直なくって。そこは業者さんも同じ意見でした。
当初は業者さんにガッツリ入ってもらうようなシナリオにしようと思ってたんですけど、今回の第一目的はコミュニケーションだったので、それだとちょっと趣旨と違うし、私たちでできるとこは全部やろうってなって。結局業者さんには音響と、玉入れの玉とかそういう備品の協力だけっていう本当に最小限のサポートだけしていただいた本番だったんです。業者さんがいうには、他所の事例だと運営の半分くらいを業者さんがやっても失敗するケースのほうが多いらしくて、本当に一部だけのサポートでここまでやり遂げたのは本当にすごいです、事前準備がしっかりされてたからだと思います、っていうお褒めの言葉をいただいたので、失敗はなかったんじゃないかなと思ってます。

強いて言えば、5チームだったので「PK戦」が終わらなくてサドンデスになってちょっと時間が押したくらいですかね。

そうですね。本来だったら「箱の中身はなんじゃろな」はもっと問題を用意してたんですけど、そこを削ったりとか競技の転換の部分で「じゃあ私たちここやっとくから」ってなるべく時間を調整してっていうのをずっとやってました。でもまあ結論、結果オーライだったんじゃないかなって。

Q. 本番を終えての感想を教えてください。

ひとまずは安心と、参加してくれた方に楽しかったって言ってもらえたことがもう本当に何よりだなっていう達成感ですかね、うん。大変だった部分も楽しかった部分もあっていろんなことを感じたし、その感情もシェアしたいところなんですけど、けっこう言語化するのが難しくて。今回は当事者じゃないとわからないような経験をしたなと思ってます。
これは林さんにも言ったんですけど、もし第2回の運動会があっても、もう私はやりませんって言っていて(笑)。ただ、なんでやらないのかって言うと、他の人にこの経験をしてほしいからなんです。今回ゼロから運動会をやってある程度基盤は整ったし、サポートは全然入るけど、先頭を切るっていう役目はまた別の人にやってほしいなっていう感情はありました。

—では今回の運動会の目的は達成できたと。

できたと思います。実際にコミュニケーションも取れたし、あと運動会の後のバーベキューでも新しく会話を交わす人とかもいて、実際にそういう声も聞きましたし。運動会がなかったら今でも会話してない人って絶対いると思うんですけど、そういう人たちが会話できたのもそうだし、新卒も新しく入った会社で多分ドキドキしてる中で運動会があったからこそいま多分一緒にご飯行けたりとかもあると思うので、そういう面では今回の運動会は貴重なきっかけづくりにできたんじゃないかなって思ってます。

Q. ここからはイベント理事にお聞きします。運動会でのイベント理事の役割について教えてください。

基本はOさんのサポートというか、Oさんが運動会実行委員会を統括していたので不在の時の代理とか、手が足りないところのフォローに回っていました。でも基本的には委員と同じですね。会場とか種目を決める打ち合わせみたいな事前準備で意見を出したりもそうですし、運動会当日のMCとか次の競技の準備とか。委員はみんな各チームに分かれて参加していたので、いつ誰が何をするかも事前に決めてあって、競技中も自分のチームの番じゃないときは審判やったりしてました。
あと予算周りは私が林さんに承認をもらうっていう役割で、これだけは理事特有の役割ですね。

Q. 理事として行った1番大きなイベントから学んだことはなんですか?

一番は、「人を動かすって簡単じゃない」ってことです。これOさんの前で言うの恥ずかしいんですけど、「Oさんだからやる」って言ってくれた人がいたり、「Oさんが誘ってくれたから行く」って言う人がけっこういて。Oさんが下準備とか根回しとかしてくださったおかげで今回あの大人数が来てくれる運動会になったと思うんですね。ただ、じゃあこれを私ができたかって言ったら多分そうじゃなかった。あと、運動会の週の月曜から3日間Oさんが体調不良で不在で、それまではいつもOさんがこっちだよって旗を振っててくれたのが私がやらなきゃいけないっていう立場になったんですね。いつもはOさんがやってくれてるのを見て「こうしたらどうですか」とか「これがいいんじゃないか」みたいなフォローをしてたところがいきなり私に代わって。でも、時系列的には理事が決まるより先にOさんが林さんに運動会の開催を任されて、Oさんが集めた実行委員に後から参加するっていう感じだったので、私はそこまで口を出しちゃいけない、実行委員がやるって決めたことを林さんと調整するのが役目だと思ってたんですね。なので自分の意見をあまり言ってこなかったんです。そういうこともあって、いきなり委員長代行になったら舵取りがすごく難しくて、人を動かすのって簡単じゃないなと。

Q. イベント理事としてやり残したこと、次のイベント理事にやって欲しいことはありますか?

そうですね、野外のイベントを増やしてほしいです。実は沖縄研修とか河原でBBQの企画もしてたんですけど、沖縄は研修になるから一旦イベント理事で企画するのは違うっていうのと、BBQは運動会でやるから単体でやらなくていいよねってなってできなかったんですよ。一応お金の問題もあるので完全に遊びになるやつはできないんですけど、ご家族にも参加いただけるBBQとかも合わせて河原とか、海でも山でもいいんですけど、自然を感じられるような体験をみんなでやりたいなって思ってます。
4月はお花見もイベント企画してやったんですけど、花粉症だから花見はちょっとって言う人もいたし、運動が嫌いだから運動会は行きたくないって言う人もいたんですね。河原でBBQだったら潮風もないし、爽やかだし、運動もしないしでけっこう参加しやすくなると思うんですよ。そういう参加しやすいイベントを増やしていきたいなと思ってます。お花見もけっこう好評だったので、もっとそういうイベントを増やしたらOさんの言うコミュニケーションとか横のつながりとか、もっと色んな人がお互いを理解してくれるようになるんじゃないかなって思ってます。

私は理事じゃないですけど運動会に絡めてひとつ言うと、今回の運動会の目的はコミュニケーションって決まってたので、結局その目的がしっかりしてないといろいろブレちゃうなっていうのは運動会を通じてめちゃくちゃ思ってて。コミュニケーションって言う目的に原点回帰ができるからこそ、種目決めとかチーム決めとか、場所もそうだし、運営していく決めごとのなかで、「いやちょっと待って、目的はコミュニケーションだからこれは違うよね」とか、目的とずれたときの軌道修正ができたので、イベントの目的っていうのは明確にしたほうがいいんじゃないかなっていうのはすごく思いました。


—たくさんの苦労の甲斐あって、とても楽しく実りある運動会だったと思います。
本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました!

第1回フォースリー大運動会!前編
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