- Profile
【my favorite】
北海道 / 麻雀 / キングダム / スポーツ観戦
新卒以来15年ぶりの就職
慶応の商学部を出たあと、カリスマ経営者が率いるシステムインテグレーターに新卒として入社します。ところがほどなくして経営者自らが経営陣の刷新を提案。せっかく経営者に惹かれて入社したのに当の本人が辞めてしまうという。その上、自分は入社2週間でグループ会社に出向。ここで金融コンサルティングや投資事業を一から学ぶことになります。
そもそも学生時代から会社を作りたいと思っていたのでさまざまな業界のビジネスモデルが学べたのは良い経験でした。また顧客企業内にIR準備室をつくって支援したりと、後に活かせる知識も身につきましたね。とはいえそこは一年で辞めて、Web制作とSEOを手掛ける会社を立ち上げます。そこから15年ほど経営の第一線を走り続けました。
フォースリーにジョインするきっかけは山田さんです。たまたま取引先が同じだったことからよく飲みに行くようになりました。ここ数年は自分の会社はやめて知り合いの会社の役員を3~4社やっていたのですが、当時の社長とぶつかったり、いろいろありまして。山田さんにもいろいろ相談に乗ってもらっていたんです。そうしたらある日、ウチどうですか?って。
企業価値の最大化を図る
所属は事業推進室です。現場でのミッションは業務効率化がメインになります。いまだに手動でやっていることを自動化、システム化すること。また属人化されていた業務をタスクとして分解し、汎用化を進めています。そしてもうひとつが大きく縦にわかれていた組織のコミュニケーションを活性化させること。
林さん、山田さんからは組織が大きくなってきているので俯瞰して見てほしい、と依頼されました。実際に中に入ってみると人数が拡大する時期にありがちな、過渡期特有の課題が散見されました。
ここからはいかに事業部間でシナジーを生んで数字が伸ばせるかが勝負だと思っています。各事業部内で自己完結してしまっているノウハウをみんなで共有してアセットにする。そこから新しいサービスやプロダクトが生まれることを狙っています。ヒト・モノ・カネ・情報の交通整理や翻訳を通じて企業価値の最大化を図る。これこそ僕のミッションですから。
求む、やんちゃなイノベーター
せっかく僕が関わっている以上、フォースリーのメンバーにはいつでもどこへでも転職できる素養をつけてあげたいと思っています。いわゆる市場価値の高い能力ですね。転職できる力を備えつつ、その上でフォースリーを選んで一緒に働いている、という姿がベスト。そして独立や転職する人も含めたフォースリー経済圏を作るのが理想です。
仕事で大切なのは「主観と俯瞰を繰り返す」こと。仕事に打ち込むと近視眼的になりがちだけど、そんなときこそ一歩引いて本質を俯瞰する。自分の感情を上から見ることでコントロールするのと同じです。ただし俯瞰だけだと熱が足りない。主観だけでも熱がこもりすぎる。ちょうどいい地点を見つけるために主観と俯瞰を繰り返すことが大事です。
これからのフォースリーをさらに面白くするためには、もうひとりふたりイノベーターがいてもいいんじゃないかなって思っています。荒っぽい言い方だけど文化を壊せるぐらいの人間がほしい。やんちゃなタイプを僕がサポートする体制がつくれると、一気に変革が起きると思います。もちろんこれまでのフォースリーの良さはそのままに、ですけどね。