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就職と正面から向き合う
高校はスポーツ推薦、大学は指定校推薦と、これまで受験というものを経験してきませんでした。もちろんアスリートとしてハードに鍛えてはきたのですが、勉強が向いていない自分には楽な選択だったと思っています。それだけに就職までいただいたオファーに乗っかるのはどうなんだろう、と。さんざん悩んだのですが就活は正攻法でいこうと決意しました。
自分の親もバスケをやっており、比較的大きな企業に勤めています。その姿を見て思ったのが大きい会社ほど一人がやっていることは小さくなりがちだなということ。そこで中小やベンチャーに的を絞って就活をはじめます。会社選びの軸は自分が働きやすそうかどうか。仕事が面白い、つまり責任を持たせてもらえることと一緒に働く人の良さで選びました。
何社か選考に進む中で出会ったのがフォースリーです。いくつかの会社を回ったあとだったのである程度目が肥えていたかもしれませんが、第一印象でめちゃくちゃいいなと思って。HPに社員のインタビューがあったり、顔写真が載っていて安心しましたね。面接も好印象で、ここ第一志望だなと決めました。
人生初の合格をつかみとる
ところが時期が遅かったことから自分の前の人で男性の採用が終了してしまったんです。ただ最終まで残っている学生は面談だけはしよう、ということで林さんとの面接の機会は作っていただけた。自分としては最後まで諦めたくありません。いままで自分が挑戦してきたこと、心理学で学んだことなど全部詰め込んで、最後のあがき的なプレゼンを全力でやりました。
その思いが天に、というか林さんに見事届いたのか枠がないにもかかわらず内定をいただけて。いままで合格という経験がなかったので、うれしいというよりもうよくわかんなかったです(笑)。人生初の関門突破。はじめて乗り越えた壁を前に、ずっとエスカレーター式で登ってきたのでここでしっかり気持ちを切り替えなければ、との思いを新たにしましたね。
入社後はメディアさんとのやりとりが中心です。主に新規でやってほしい案件をお願いしたり、単価の調整といった調整業務全般ですね。この仕事の大事なところは広告主さんとメディアさんの両者が納得いくものを作り上げなければならないところ。そのために間に入って落とし所を見つけることが大きなポイントですね。
勉強とは違う頭の使い方を
仕事をはじめてからいろんな人に言われるのが、勉強と仕事は違うってこと。実は自分、ずっと勉強と無縁で生きてきたので、社会に出てやっていけるかなと不安だったんです。だけど実際一年間やってみて、これは勉強とは違う頭の使い方が求められるんだなとわかりました。
クライアントの売上を伸ばさないことには自分たちの売上も伸びないので、とにかくクライアントの気持ちをメインで考えなければいけない。そこで自分が何をしなきゃいけないのか深く考えるわけです。そういうのは意外と楽しかったんですね。それに早い段階で気づけてからますます仕事が楽しくなってきました。社会に対するイメージも180度変わりました。
フォースリーの好きなところは先輩たちとの距離の近さですね。個人的に仲良くして声をかけてくださる先輩も何人かいて。仕事の話以外にもお笑いとかスポーツとか、気軽に雑談できる空気が気に入っています。学生時代の友人たちに聞くと他の会社はそこまでくだけて話す感じじゃないそうで。すごくありがたいな、温かい会社なんだなと思っています。