Y. S.

メディアアライアンス事業部
メディアパートナー部 3課 リーダー

自分にはない
価値観も味方につける

子どもの頃は「ミルモでポン!」になりたかったが、いまでは立派なギャルである。そして将来の夢は一生ギャル精神。筋金入りのギャルだ。しかし中身はいたって真面目。視野の広さと思考の深さがえも言われぬギャップとなって彼女のキャラを際立たせている。
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シマアジ / すき焼き / 車の助手席 / クレヨンしんちゃん

就活中、感情が動いた唯一の会社

どうにも世界史や日本史が苦手という、それだけの理由で理系に進学しました。大学では食品化学を専攻しましたが、その道に進もうとは考えていませんでした。就活は主に人材や広告系が中心。直接何かを生み出すよりも、仲介役として人の役に立ちたかった。

就活支援会社から紹介された何社かにエントリー。選考に進み、そのうちの一社からは内定までいただきました。でもなんとなくピンとこなかった。ほんとうに私この会社でやりたいことあるのかな、みたいな感覚。それを担当者に相談したら、フォースリーをおすすめしてくれて。会社のHPを最初に見たんですが、何をやっているのか明確という印象です。

面接はまるでカウンセリングしてもらっているかのようでした。将来どうなりたいか、それには仕事を通じてどんな力をつけるべきか、といった具体的なビジョンと方法論の話に。頭の中がどんどん整理されていく感じです。その時点ですでに「ここに入りたい」と就活中ではじめて感情が動きました。

コロナ禍、リモートでの社会人生活スタート

最終面接は林さんでしたが、やはり他社とは違って型通りの質問はありません。一方的に私がプレゼンで喋ったんですが、それに対していくつかやりとりがあったのと、自分の目標を達成するためにはどうすればいいのか教えてくれて。あっさりと終了しました。てっきり不採用かと思っていたら、帰りの道中で就活支援会社から内定の連絡が。うれしかったです。

入社の頃はちょうどコロナで緊急事態宣言発出中。私にとっては追い風だったかも。人の名前を覚えるのが苦手な私は会社で一度にたくさんの人に会うよりも、リモートで一人ずつ登場人物が増えていくほうが合ってました(笑)。

いまはエージェンシー事業部でクライアントからいただいた案件をメディアと連携する仕事を担当しています。最初は知識ゼロだったので苦戦しましたが、ここ半年ぐらいでどんどん新しい案件を一人で任せてもらえるように。後輩もできて、そろそろ私が先輩してもらったように面倒を見てあげたいのですが…まだそこまでの余裕はないのが正直なところです。

視野をいかに広く持つことができるか

商品やサービスへの理解度と共感度の高さが自分の強みです。扱う商材の多くが私と同世代の女性向けなので、買う側の気持ちに寄り添いやすい。買ってくれた人がその商品を喜んで使ってくれるのがやっぱり一番やりがいを感じます。

そうやってクライアントもメディアも利益を出すことができれば一件落着なのですが…なかなか成果につながらないことも。そういうときでも自分で打開策を考え、クリエイターに提案をします。その上で効果改善につながるとホッとしますし、何よりうれしいですね。クライアントとメディアの間を取り持つだけでなく、ディレクターのような役割を果たすところが難しくもあり、面白くもあり。

そのためには自分の視野を広げることが欠かせません。とにかくたくさんの広告を見て、友人や先輩からも話を聞いて、自分が持っていない価値観を味方につける。あまり興味のない商品に対しても意外とこういう面がある、とか、新しい面を見つける感覚ですね。私にとってのマイナスも誰かにとってのプラスになるわけですから。どんなものにもいい面もあれば悪い面もある。仕事を通じて学んだことです。

「やってみたい」が叶う環境

自分とまったく違う価値観の人と話すのが楽しいと感じられるようになった。これがフォースリーに入社してからの大きな変化ですね。私、もともと人見知りだし、コミュニケーション能力が本当に乏しくて。大学生までは似た考えの仲間でつるむので大丈夫でしたが、社会に出るとさすがにそういうわけにもいきません。

特にフォースリーでは否が応でも社内外のさまざまな価値観の人と関係性を築くことになります。だから入社後は結構鍛えられましたね(笑)。でもそれが仕事の面にもプラスに直結してくると思うので、頑張って一切損はなかったです。

将来のビジョンはまだ明確なものがありません。でも何かやりたいことが見つかったときに飛びつけるようにフットワークを軽くしておきたい。フォースリーの先輩方を見ていると本当に自分のやりたいことにまっすぐ打ち込んでいるので、うらやましく感じると同時に見習うべき点だなと思っています。