K. M.

メディアアライアンス事業部
メディアパートナー部 2課 サブマネージャー

自分を開放すれば
世界は変わる

有名人に例えるとピスタチオの伊地知。野菜に例えるとアスパラ。自他ともに認める真面目なお調子者である。仕事は着実に成果を積み上げ、成功体験も味わってきた。その一方で変化に対する臆病さも出てきたという。ストイックなまでの自分への要望の高さはピカ一。
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【my favorite】
サウナ / ゴルフ / 麻雀 / スニーカー / ラーメン

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お互いがWin-Winになる落とし所を探す

以前はセールスをやっていましたが、いまは運用を担当しています。プラットフォームに対する交渉がメインですね。商品とニーズを理解した上でどこに掲載するのが効果の最大化につながるのか。広告主とプラットフォーム双方がWin-Winとなる折衷案を考える仕事だと考えています。

運用の楽しさはなんといっても施策回数の多さです。情報を集め、仮説を立て、最適化・最大化のシミュレーションの結果、実行した施策がハマったとき楽しさを感じます。だいたいこれならイケる、という施策をいくつか仕込みその中で結果がでると手応えを感じます。セールスと比べ専門性が上がったように感じています。

フォースリーの長所はセールスと運用を分けているところ。やはり目線が違ってきますから。セールスはクライアント向き。運用はメディア向き。分かれているからこそどちらか一方に偏らずに働けることで、結果各社にベストな価値を発揮できると考えています。

自分を出せるようになった

仕事にも会社にも慣れてきて、ようやく入社当時よりも自分を出せるようになりました。やはり自分からオープンにしていかないと相手も本音でぶつかってくれません。でもはじめのうちはどう思われるかが気になって、こわくて自分を出せなかった。一年ぐらいはそんな感じでした。

ただ、仕事で自信が持てるようになってきた。当時まだ力を入れてなかったインフルエンサー施策を取り入れて、それが大きく伸びたんです。もともとスモールマーケティングでトライ&エラーを行なっていましたが、その時はいい商品だと感じたので思い切って賭けてみました。
そうしたらヨミ以上にかなり大きくハネまして。会社の中でも大きな利益の柱になりました。

この成功体験が自己開示を大きく後押ししてくれました。で、自分を出したら世界が変わった。取引先や広告主、あるいは社内の仲間たちときちんと向き合えるようになったんです。開示することでアドバイスが的確になる。人間関係においても深みが増したと思います。

自分の価値は年々高めていくべき

組織にいる以上、役割というものがありますよね。同じ人が10人いても問題ないですが、きっとつまらないと思うんです。いろんなキャラがいるからゲームって面白いと思うんで(笑)。この場面ではこの人が、また違った局面では別の人が、それぞれ持ち味を活かして活躍できる。お互いに能力を発揮しようとするからフォースリーはいい環境なんじゃないですかね。

自分の課題…たくさんあると思いますが、あえてひとつあげるなら、変化に対して積極性を失っていることですね。たとえばさっきも話した成功体験。その成功体験に則ればいい、という思考になりがちなんです。もちろんいい面もあります。成功しているうちはそれでいい。でも、そこでじゃあもっとこうしたら、とならなくていいのか。

横展開でもいいんですが、もしかすると思考停止になってはいないか。上手くいかなくなってから考えるのではなく、自分から動けていないとマズいんじゃないか。いつか頭打ちになるんじゃないかと危機感を覚えています。ここまでやれば成功する。でもそれは本当にゴールなのか。もっと上があるんじゃないか。案は何個出したのか。このあたりを徹底して追求しないと自分の価値は高まっていかない。そのままではやがて淘汰されてしまいますからね。