N. W.

開発本部 システム開発部

本当に欲しいものを
見極める

中学高校とバスケ一筋。ポジションはセンター。かなりいいところまでいったものの、ライバル校が擁する外国人選手の高い壁に阻まれた苦い思い出が。趣味はゲーム、カラオケ、お酒とインドア派を貫く。会社の飲み会には前向きに参加するタイプのエンジニアである。
Profile

【my favorite】
ご飯 / 一眼カメラ / CG制作 / 猫 / 東海オンエア / カラオケ / パーティーゲーム / バスケ

三足のわらじを履く生活

開発本部でエンジニアをやっています。主にはクオリザの運用保守と新規サービスの開発。コードを書いてシステムをつくったり、AWSでインフラの構築といった業務ですね。エンジニアの道に入ったのは大学生の時。もともと理系だったので電気工学系の学校に進学したんです。そこで大学院まで進み、研究室のしきたりに則って公務員の職を得ます。

大学院は2023年3月で卒業したのですが、それまでは公務員とのパラレルキャリアでした。仕事は役所でHPの管理をしたり、エクセルでデータをまとめて解析したり。で、ほぼ同じタイミングで自分の会社も2社立ち上げています。研究内容を社会に出すための起業です。結局、大学院と公務員と経営者の三足のわらじを履いていたことになります。

フォースリーと出会ったのはそんなときです。たまたま転職サイトでエンジニアを募集しているのを見まして。大学院は出たし、公務員もあと少しで5年目という一区切りのタイミング。じゃあ応募してみようと。僕はモノが作れて経営もできるというアセットを持っています。その一方で足りない能力も明確で、それを補えるかも、という狙いがありました。

マネジメントとマーケティングと

医療機器の会社を経営する中で、壁にぶつかることが大きく2つありました。ひとつはモノを売る力。マーケティング系のスキルですね。そしてもうひとつは組織づくり。マネジメントの知見です。この領域での学びを得るのに、フォースリーはピッタリだと思ったんです。エンジニアとして組織にコミットすれば、サービスをどう売るのかわかりますよね。

また、フォースリーであれば社長がどういう考えで会社を動かしているかが見て学べると思いました。実際に林さんから勉強になることが本当に多くて。ウチはいい意味で未完成かつみんなチャレンジングでエネルギッシュ。この組織を回すのってすごいことです。半年経ってさらに深みが見えてきました。ここでしか得られない学びばかりです。

フォースリーのいいところはいろいろやらせてくれる点です。思い立ったら手をあげれば任せてもらえます。僕の場合、小~中規模程度のプロダクトをポンポンつくるのが得意です、といって入社してきたので風土と適性がマッチしています。社内で作ったサービスを使い倒して、ゆくゆくは社外で売る。まさにマーケティングや営業の実践にもなるわけです。

プログラミングだけじゃダメなんだ

開発の仕事をする上で大切なのは、使う人の立場でとことん考えること。現場ではプログラムを作ったはいいが使ってもらえないということは結構あるんです。もちろん使われないのにはいろいろ理由があるんですが、オーダーに応じて作ったのに実際に蓋を開けてみると欲しいものはそれではなかった、なんてことがザラにあって。

また使いやすい/使いにくいという点においてはデザインが関わってきますが、UIUXをしっかり考えることが大事ですね。説明なしに、直感的に使いやすいことを心がけるべきでしょう。使う人の立場を考えるのであれば、開発する人とニーズを汲み取る人は一緒のチームで動くべきだと思います。本当に欲しいものは何なのか見極めるためにも。

だから聞く能力、コミュニケーションスキル、そして現場を知ることも重要です。エンジニアもプログラムを書くだけじゃなくて一緒にフロントに立ってみるといい。使う人がどういう気持ちになれるかを知ること、考えることがこれからのエンジニアには必要じゃないかと思います。やってみてはじめてわかることって、あるんですよね。