N. F.

事業推進本部
データマネジメント室

コツコツと
引き出しを増やす

入社前のキャリアがユニークだが、もともと新卒としてどこかの会社に入社するイメージは持っていなかったそうである。やりたいことをやれるうちにやっておきたいタイプ。アクティブな面とインドアな部分の両極端を併せ持つバランス感覚の持ち主でもある。
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【my favorite】
旅行 / ハリーポッター / 散歩 / ダンス / 音楽 / 芸術鑑賞 / 異文化交流

イギリスで知ったデザインの仕事

芸術短期大学を卒業したあと、アルバイトや派遣のお仕事で一年間お金を貯めて海外に行きました。最初がアイルランド。語学学校に通いながらアルバイトという生活を8ヶ月続けます。次にイギリスへワーキングホリデーで渡航。ロンドンのシェアハウスで2年間暮らしていました。デザインと出会ったのはそのシェアハウスでの逗留中です。

コロナ禍で家にいる時間が長く、自分の今後について考えていた時に、周囲にデザインやWeb関連に携わる人がいた事がこの業界に進もうと決断したきっかけになりました。そこで帰国後、職業訓練校に通ってデザインの基礎を学びます。半年間勉強して就職を、と動き始めますが、やはり実務未経験者には狭き門。そんな中、フォースリーと出会いました。

最初の印象は若い人が多いな、というもの。書類通過のあとにホームページの社員インタビューを読んだのですが、人を大切にしてくれる会社だと感じました。面接では自分にどのようなことを期待しているのかを教えていただけたし、いくつかの質問にも丁寧に答えてもらえて。すごくいい雰囲気で選考を進められたことも入社の決め手の一つですね。

半年前に比べて目が肥えてきた

入社後はLPやバナー作成などのデザイン業務からWebサイトの更新や修正、さらにこの社員インタビューの写真撮影までビジュアルに関する仕事を幅広くやらせてもらっています。
面接の際に社内のサポートの立ち位置で社内の色々なところからデザイン関連の仕事がくるよ、と言われていたんですがまったくその通りで(笑)各部署から結構な頻度で依頼が飛んできます。

でも私がやりがいを感じるのはまさしくそれで。たとえば急ぎでお願いしたい、という依頼にきっちり応えると直接「ありがとう」と言ってもらえるんです。あと、こないだ作ってもらったバナーで成果が出ました、なんて報告もいただける。急ぎの差し込みでバタバタしたけどやってよかったな、と思う瞬間です。

一方で課題は全方位に及んでいます。デザインもコーディングにも課題がありますね。ただ少しずつですが前進はしています。先日、上司との振り返りの場で半年前につくったバナーを見せてもらったんです。そのとき「半年前はこれがベストだったのか」と落ち込んだのですが、裏を返せばそれだけ成長しているわけで。自信を持ってもいいのかなって。

どんな仕事も礼に始まり礼に終わる

いずれは自分から発信していけるようになるのが目標です。依頼があったとき、言われたものをそのまま作るのではなく、目指すべきゴールから逆算して「だったらこうしたらもっと良くなりますよ」と提案できるようになりたい。そのためには何より場数を踏むことが大事だと思っています。

いまでも仕事で毎回のように気づきや反省があります。ひとつ学んだら次に活かす。そうやって地道に、着実にステップアップするしかない。コツコツと引き出しを増やしていきます。あとは自分がユーザーになっているときの意識を強く持つこと。自分から遠い商品のときはひたすらリサーチしつつ、過去手掛けた商品との共通項を探しています。

仕事と向き合うときに大切にしているのは、コミュニケーションの上で相手に失礼のないようにすることです。礼に始まり礼に終わる、という言葉もありますよね。デザインに限らずどんな仕事にも礼儀は大切。お互いに気持ちよく仕事が進められるように、礼儀正しくするところは見誤らないようにしようと心がけています。