Ryosuke YamadaInterview

取締役 管理本部長山田 良介

フィロソフィーの浸透を徹底する。

自ら“何でも屋”と語る山田であるが、その経歴はまさしくオールラウンドにビジネスで戦うために必要なものばかりだ。振り返ると過去にひとつも無駄な経験はない。都度、目の前のミッションに全力でぶつかる。そして必ず高い成果をあげてきたのだ。しかし本人は決して現状に満足しているわけではないという。いったい何が彼の成長意欲をドライブさせているのだろうか。

1981年11月23日 滋賀県長浜市生まれ
【my favorite】
アルコール / 水球 / 早飯・早足 / 近江商人 / 暑がり / 寒がり / タオル地 / ダイエット中

“何でも屋”の新たなチャレンジ。

ジョインのきっかけは、代表の林から声をかけてもらったこと。前職を辞めて自分の会社を立ち上げ、ちょうど3年経ったころでした。今後の身の振り方を考えていたタイミングです。このまま規模拡大させていくのか、それとも誰かと組んでやるか。そんなとき、取引先だった林から一緒にやりませんか?って言われて、これはベストなチョイスだなと。きっと林も私が器用にあれこれできることを知っていたので、ちょうどいい、やりやすいと思っていたんじゃないでしょうか。前職でもマネジャーとメンバーの関係でしたし。二人でなかなか濃い時間を過ごしていましたからね。だからうれしかったですよ。

入社当初は人数も少なかったことからとにかく何でも屋としての威力を遺憾なく発揮しました(笑)。営業やりつつもメディアのアライアンスを担当したり。それが昨年の7月に「6期目から会社組織としてしっかりと形あるものにしていこう」という話になり、いまの管理本部長のポストへ。財務も経理も人事も総務も、バックオフィスでもやはり何でも屋です。しかも偶然にも前職で経営戦略部の責任者もやっていたので、ひと通りの知識は持っています。人生に無駄な経験はひとつもないとつくづく思いますね。

事業部門に対して発信し続けること。

成長ベンチャーにとって共通の課題でもあるんですが、やはりどうしてもバックオフィスの整備が後手に回りがちなんですよね。そんな中でも私たちが一番やらなければいけないのは、ミッションとバリューの浸透。つい最近、フォースリーの理念をあらためて作り直すことがありまして。このフィロソフィーをどうやって広めていくかということを常に念頭に置いています。事業部門はあくまでも数字をどれだけつくるか、というセクション。前に突き進んでいく中で、なかなか原点回帰の意識は持ちづらいものです。そこをバックオフィスがどれだけ補完できるか。私たちのフォースリーという会社はこういう組織だよね、と宣言し、その価値観のもとでみんなが動きやすい環境や体制をつくることが使命だと思うんです。

一方、個人的な課題もありまして。新しいことを任せてもらえていて手応えも感じてはいるのですが…ありがたいことに事業数字が大きく伸びている中で、財務的な戦略設計やお金の全体像の把握などがなかなか難しい。数字まわりの専門家ではないので力不足を感じています。ここを重点的に鍛えていくとともに、一緒に管理部で働くメンバーからの指摘や気づきを学びとしてインプットしていきたいです。

自分自身を変えるスピードを加速させたい。

ジョインから5年。いまの自分は正直なところ、もっともっと成長しないといけないと思っています。林も他のメンバーも、それぞれが新しいスキルや考え方を手に入れて新しいプレゼンスを発揮しつつある。それに比べると自分はまだ「これだ」というものを明確に出し切れていないんです。変革の時を迎えているのに変わりきれていない自分に焦りを感じています。だから一日も早く管理部門、会社の体制づくりの専門知識を身につけて自分自身を変えるスピードをあげないと、いつまで経っても組織がスケールしないことになる。

いまは20名体制ですが、やがて30名になり、50名、80名と、その先を見据えたルール設計や管理体制の構築を推進する必要があります。仲の良さや円滑なコミュニケーション、フラットな空気感など、いまの理想的な風土は維持したい。だけどなかなかそうもいかない現実があります。たとえばこのままの形で30名までいったとしても、その後に入ってくる新しい10名が疎外感を覚えてしまうようではアウトです。そのためにもコアな部分をいじらずに、ルールや仕組み、運用をしっかり作り込む。そうすることで組織の規模拡大にも対応できるようにすべきだと思っています。

畑違いには畑違いの良さがある。

逆にフォースリーが変えてはいけないコアの部分というのは、やはり人の良さに尽きますね。本当にいろんな人がいて、キャラが濃い人もいればちょっと変わったヤツまでさまざまなんですが、嫌な人間はひとりとしていない。これまでが林の人脈を通じた紹介採用が中心だったこともありますが、それだけに入ったあとに会社の空気が違っていればすぐ辞められてしまいますよね。それがキープできているということは、みんなでこの良い風土を維持してきたことの証拠なんじゃないかと。フラットで、みんなが好き放題言い合える空気ですね。たぶん他のメンバーも同じこと言うと思いますが、これが何よりの財産だと思いますよ。

この良さをキープしつつ、変えるべき箇所は変えていかなければならない。難しいですよ。でも自分は管理畑一筋じゃないだけに、現場に即した思考・手法・実施ができるんじゃないかとも思っています。しかも面白いことに管理部のメンバー全員が畑違いのキャリアを持っている。そんな三人がそれぞれまっすぐに組織の課題に向き合って意見をぶつけ合っていれば、きっと打開策は生まれるはず。もちろん時には激しい議論にもなりますよ。でも真剣だからこそ言い合いになるわけで。何もないより全然いい。ありがたいことだと思っています。

「史上最強のイエスマン」かつて山田が自分を称していた呼び名である。この軸はいまだにキープされており、営業やメディアといった対顧客の仕事でなくとも、まず出てくるものにイエスを返すようにしているとのこと。それから考えるのだが、それでもダメなら寝てしまうんだそうだ。そんな山田にもうひとつの呼称を付けるなら「史上最強のストイック」だろう。自らへの要望度の高さがひしひしと伝わってきた。(取材・構成・文/早川博通 撮影/小野千明)

Contact

会社のこと、サービスのこと、採用のこと、お気軽にお問い合わせください。

詳しくはこちら