Shigeaki ArikuniInterview

事業推進室 室長 兼マーケティング事業部 サービス統括有國 成晃

選択と集中でバリューの最大化を図る。

有國は前職の在籍中、世一から幾度となくラブコールを送られたという。つまりこれからのフォースリーの成長のカギを握る、重要な人物といえるだろう。一方で有國自身は「あまり先のことを考えて走っていない」という。振り返ると短距離走、瞬発力を旨とするタイプになっていたのだそうだ。彼の志向性とフォースリーのビジョンはどのように重なり、どのような化学反応を生むのだろうか。

1990年9月17日 岡山県津山市生まれ
【my favorite】
Golf / DARTS / バイク / 野球 / Nike / 将棋・囲碁・チェス / ガンダム / 石井竜也

すごい少人数のまだまだ日の目を見ないチーム。

フォースリーが3社目になるんですが、前職もその前も世間一般から見て比較的大きな会社にいたんです。それらのいわゆる大企業と比較するとフォースリーは個人のパフォーマンスで牽引していく状況で、成果もしっかり還元される。自分自身、80→100にするよりも0→10にしていくゲームのほうが燃えるタイプなので、ものすごくしっくりきています。もちろんこれまでの会社では割と当然だと思っていたことができていなかったり、足りない部分もある。でもそれも含めて自分の棚卸しのような感覚をここ数ヶ月は味わっています。

前職でフォースリーが取引先だったとき、一緒に取り組んだ仕事がものすごく上手くいって。たくさん接点を持つ中で世一から「うちにきてくれませんか?」、って何度も声かけてもらってました。最初はその気は全くなかったのですが、ある時、ふと心に迫ってくるものがありまして。当時の心境に選択肢として上手くハマった感じです。当時のフォースリーの印象を誤解を恐れずに言えば、ものすごい少人数のまだまだ全然日の目を見てないチーム。歳も近いし、ストレートなコミュニケーションが心地よかったですね。

あなたができることをやれる人がいない。

直近のミッションは大きく分けて2つ。ひとつは広告運用部門の大きな柱として突出したバリューを発揮すること。そしてもうひとつが新規事業を含め、弊社が手掛けていく各事業のハブになる、ということ。前職でもずっと新規事業を手掛けてきたので、役割として担わせてもらった感じです。入社前に林と世一と三人で食事しながら面談みたいなことをやっていたのですが、その時にも「あなたができることをやれる人がいまのフォースリーにはいない。だからあなたが加わることで、より大きなことができるようになる」って言われて。すごくわかりやすくていいな、と思いました。個人的にまさに挑戦したいことでした。

もちろん、期待の大きさに対するプレッシャーは感じています。自分の動き方次第で今後の拡大や成長が変わってくるわけですから。でも事業をシフトさせたり、あるいはグロース・クロスさせたりっていうのを一手に担えるのは経営とほぼイコールなので、思考のレイヤーが一段上がるような感触を味わいながら仕事と向き合っています。

5年後どうなっているかなんてわからない。

これまでの人生において「5年後こうなっていたい」と思い描いた通りになったことがひとつもないんです。毎回、考えていたことと180度違う選択肢になってたりする。あまり先のことを考えて走るタイプではなく、車のライトで例えると3分の1ぐらいしか照らしていない。ただそこを照らす光量は人の5倍から10倍はある。ある意味短距離走、スプリンタータイプなのかもしれません。ただ走るだけではなく、きちんと思考は巡らせて、やることやっていれば道は開けるし、集まってくるものは自然と集まってくるという考え方。ありがたいことに目の前にやることがいっぱいあるので、それをひとつずつ伸ばしていきたいなという感じですね。

過去「28歳でこうなってるだろうな」と思い描いていた自分より、いまの自分のほうが絶対に好きだと言い切れます。そういった、イメージと現実との乖離をこれまで4~5回繰り返して年齢を重ねてきたんですが、常に現実が想像を超えています。しかもこれ、全て自分の力だけで引き寄せたものではなく、突如現れた偶然が必須の転換点となることばかりでした。もちろんその度に視野が散らばるんじゃなくて、選択肢は必ず自分が納得いくまで都度吟味してきました。それが正しいと思えば、ちょっとドラスティックな選択をしたこともありましたね。

選択と集中に好奇心をかけあわせて。

仕事に向き合う上でコアバリューとしているのは、選択と集中。僕、大学受験失敗して浪人生になったとき、灘高生だけのクラスに入ってしまい、自分の力が到底及ばない人たちを目の当たりにしたんです。そのときに思ったのが、人生平等に限られた時間しか与えられていない以上、リソースの配分でどこに『山』を持ってくるかが重要だということ。27年間しか生きていませんが、27年ですでに積み上げたものはある。それが一番バリューを発揮するのはどこだろうか、ということをいつも考えているんです。あとはそこに、生まれつきの本性である好奇心をかけあわせることを忘れないようにしています。

バリューといえば経営者だった両祖父ともアインシュタインが好きで、その言葉の中に「man of value」というものがあります。これは『成功者』じゃなくて『与える人』になりなさいって話なんですが、例えば年収1億あってもその人が世の中で喜ばれていなければ価値はないに等しい。人の価値を1億で測るのか、喜ばれる量で測るのか。やっぱり人を動かす原動力って好奇心だと思うので、人に与えるもので人の価値は測られるべきだろう、ということを幼少期からずっと言われ続けてきました。綺麗事じゃないのか?なんて思っていたこともありますが、歳を重ねるにつれてそれが身に染みるような出来事に何度か触れて…いまでは僕の考えの軸となっていることでもあります。

年齢に似つかわしくない落ち着きと慧眼。いったいどんな修羅場をくぐり抜けてきたのか…と生い立ちから話を聴きたくなる雰囲気を持つ有國。「学生時代のバーテンダー経験に鍛えられました」とのことだが、なるほど確かにハタチ前後で大企業の役員や本部長レベルと接点が持てれば、自ずと視座も上がるだろう。有國の経験と能力がフォースリーにもたらす好影響がどんなものになるか、楽しみで仕方がない。(取材・構成・文/早川博通 撮影/小野千明)

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