H. T.

パートナーコンサルティング事業部
アカウントコンサルティング 1部 1課 サブマネージャー

Web広告に
「信頼」を取り戻す

子どもの頃の夢は“雑誌の編集者”。いまの夢は“孫に還暦を祝ってもらうこと”。いったい何があったのか。周囲から永遠の新卒と言われるほどのフレッシュさをキープしつつ、持ち前の営業力で数字に貢献。またログリザの開発チームメンバーとしての顔も持つ。
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先が見えない中でもがく日々

新卒で入社した大手通信企業には8年間在籍していました。本体ではなく子会社のWeb広告代理店に出向という形でしたね。ちょうどガラケーからスマホへのシフトが加速するタイミングで、モバイル広告事業に携わっていたんです。グループにはさまざまな事業会社があったのですが、僕が在籍していたWeb広告は中でも特に異彩を放っていました。

ハードワークで有名な会社で、同期は8人いましたが一年後に残ったのは僕ひとり。そのまま8年もいたわけですから珍しいケースだったと思います。当時の上司がいまフォースリーで役員やっている川俣で。仕事でもプライベートでも仲良くしてもらっていたんです。川俣がフォースリーに移ってからも土日飲みに行ったり休日一緒に旅行行ったり。

でも、川俣と話をするうちに僕の中では焦燥感にも似た感覚が湧いてきます。もともと能力の差はめちゃくちゃあったのに、離れている3~4年の間でさらに引き離された感があって。僕はずっと同じことの繰り返しなのに川俣はどんどんレベルアップしているんです。このままでいいのかな、というモヤモヤがずっとありました。仕事の内容についてもWeb広告の課題がクローズアップされる社会背景もあり、悩んでいたんです。

自分の抱える課題感と代表の意見が一致

ちょうどその頃、川俣からフォースリーに来ないかと声をかけてもらいました。面接は林さん。3時間ぐらいかけていろんな話をしました。印象的だったのは僕が個人的に感じていたWeb広告の課題感と、林さんが抱えるデジタル広告の課題に加えてそれを変えたいという思いがビタッとハマッたことですね。

もともとは川俣に誘ってもらっての入社でしたが、いまとなっては役員陣含めメンバーみんな好きだしリスペクトもしています。この人たちについていきたいという気持ちが強くありますね。現在はエージェンシー事業部のセールス部で基本的には対クライアントへの営業活動がメインの仕事です。ただ、面白いことに同時並行で自社開発システム『ログリザ』の現場代表というミッションもあるんです。

ログリザの営業活動から開発定例ミーティングへの参加、現場からの意見出し、開発とのディスカッションまで手掛けています。システムなんて前職では一切さわったこともなかったので最初は何がなんだか全くわからない状態からのスタート。でもだいぶわかるようになってきました。社内の要望を開発メンバーにどう伝えればわかってもらいやすいか、など掴みつつあります。

周りに対する客観性を手に入れた

仕事のスタイルで大きく異なるのは、前職だと全部ひとりで回せていたんです。それが各部署と連携を深めながら進めるようになったことです。アフィリエイト広告では想像以上に媒体社さんの立場や広告を回してくれる人の意見、要望、希望をしっかり汲み取るのが重要なんですよね。僕らは対クライアントのプロでなければいけない。その分、別部署に任せるところは任せる。

さらにさっきも言いましたがログリザのプロジェクトではエンジニアにわかりやすく現場の声を伝える必要がある。開発者からすると作った機能はしっかり使ってもらいたいわけで。利用者の有益性などを曖昧なままにして伝えたり、とりあえず作ってくださいというオーダーでは作ったはいいけど全然使われない機能が増えるばかりになるので。

現場と開発サイド双方の意見を吸い上げて、きちんと伝わるまで時間をかける。このあたり以前の僕では考えられない変化です。前職では役職にも就いていたし部下もいました。でもワンマンだった。周囲への客観性は足りなかったと思います。入社してからさまざまな研修や林さんの話を通じて、どういう言い方をすれば相手に伝わるか、というところに目を向けられるようになりましたね。

まっとうなWeb広告の姿を追求する

アフィリエイト広告に対するクライアントの期待値が、まだまだ低いと感じていて。掲載面知りたいといっても結局よくわからない。自分たちのサービスの良さを伝えたいけどアフィリエイターに言っても仕方がない。それでも獲得できるからまあいいや。そんな印象をお持ちのクライアントに対して営業をかけて、僕らの運用に切り替えた最初の定例でビックリされることが多いんです。

ここまで深くわかるんですね、とか、こんな詳細にレポートを出してくれるんですか、といった声をいただける。これぞ、林さんが僕に言ってたデジタル広告のあるべき姿だし、僕が感じていた業界の課題を少しだけど改善できているのかなって。そこにログリザというシステムも絡ませられますしね。目下のところこれがいちばんのやりがいでしょうか。

あとはなんといっても数字です。圧倒的に足りてない。他のメンバーがしっかり数字作っているので遅れをとってはいかんと焦りつつ、仕事を楽しみつつの日々です。幸い数字の作り方は自由に任されているので、運用でもログリザでもいいから大きな数字を作るのが短期的な目標。それがクリアできればまた短期目標を立て、それらを線でつないで中長期のビジョンが描けるようになれば、と思っています。