K. T.

サービス本部
チャボトーク推進部 部長

まだまだ
渇きが足りない

新卒入社当時は朴訥で純粋な好青年も、いつの間にか一人前のビジネスパーソンに。もちろん謙虚さや誠実さはそのまま。自分を有名人に例えるとピーターアーツと答えるマイペースなキャラも変わっていない。いいところを残し、アップデートされた注目の若手実力派。
Profile

【my favorite】
ビール / 陶芸 / 植物 / 散歩 / アーセナル / lofi / 蕎麦 / 朝活

前回のインタビューはこちら

失敗すら成功へのプロセスにする

仕事そのものは変わっていないのですが、アフィリエイト2課というチームを管理する立場になりました。加えて仕事に対する向き合い方も大きく変容しましたね。業界の特性上、すぐに答えがでないんです。こうすれば正解ではなくむしろ不正解が出る。その不正解も毎回同じではなく、次どうしようかと仮説検証の繰り返しが増えました。それをすごく楽しめるようになったんです。

おそらく数をこなした結果だと思うんですが、入社当初に比べて失敗が怖くなくなった。失敗を次の糧にできる。何度も仮説と検証、改善を繰り返して成果につながるので、プロセスを楽しみながら最終的に大きな価値を提供するイメージですね。

運用だけでなくフロントもやるんですが、個人的には運用が好きですね。クライアントとも一緒になってああじゃないか、こうじゃないかと途中経過を見ながら進める。その結果、効果が出た時は本当にうれしいですね。経験を重ねるごとに仮説の精度も上がっていきますしね。

メンバーには明日起業できる力を

おかげさまでチームのメンバーがみんなめちゃくちゃ優秀なので、マネジメントらしいことは一切やっていないんです。ただ、個人的な思いはあって。2課のみんなには、フォースリーでとどまってほしくないなと。たとえばGAFAに代表される世界的な大企業でも通用する、あるいは明日すぐにでも起業できる、そんな力をつけてもらいたいんです。

そのために目の前の業務についてだけではなく、同世代の経営者が手掛けている事業やビジネスモデルの分析といった、少し視座を上げた情報の共有を意識しています。それが少しでも刺激というかきっかけになればうれしいです。これは僕自身が先輩や上司にしていただいたことでもあるんですけどね。

自分自身の大きな変化についていえば、会社にとっての判断や意思決定を大きな視点で見る癖がついたことですね。あと未来に備えて投資するなり、事業を立ち上げるなりのプロセスが具体的に見えてきている気がしています。実際に小規模ですがいくつかの事業の種を蒔いていて。上手く育てて正解に持っていけたらな、と考えているところです。

尊敬する人は常に乾いている

課題は…乾きが足りないってことですね。どうしてもビジネスモデル上、キャッシュが残るし貯めやすいんですよね。満足しようと思えば満足できる。でもそのせいか乾きが足りなくなっているような気がして。取引先や社内で尊敬する人たち、世一さんや川俣さんは常に乾いているんです。乾きがないといざというときに対抗できない。備えられないんですよね。

でも、こういったテーマでもフラットに議論できたり意見交換できるところは、フォースリーの本当にいいところですね。頭ごなしに否定されないし、いいものは褒める、そうでないものは改善のアドバイスを。林さんなんて僕のようないちプレーヤーの考えに対しても的確なフィードバックをくれる。いわゆる心理的安全性が担保されているんです。

将来ですか…そうですね、自由でいたいですね。僕が自由でいることで、周囲の人もより自由になれるぐらい。いまも充分自由なんですけど、もっと。30代でも40代になっても、家族ができても新しいことにどんどんトライしていく人生を歩んでいきたいです。そのためにもまずは盤石な経済基盤を築く必要があるんですけどね(笑)。