Hitomi AbeInterview

マーケティング事業部 メディア部阿部 仁美

どんなときも誰かが必ず見ていてくれる。

とても新卒とは思えない、しっかりとした雰囲気を漂わせる阿部。聞けば小4の頃から約10年もの間にわたって歌舞伎を習っていたという。なるほど、芸事の道は決して甘くはない。上下関係含めて大人であることが求められてきたのだろう。これまで話を聞いてきたフォースリーのメンバーにはないキャラクターのようだが、果たしてどういったプロセスで入社を決めたのだろうか。

1995年7月18日 東京都生まれ
【my favorite】
歌舞伎 / 思いやり / 温泉めぐり / 神社仏閣 / お酒 / お祭り / お布団の角っこ / ばいきんまん / 自然

教育で教えるか、広告で広めるか。

歌舞伎は自分から進んでその道へ、というわけではなくて、間違いで申し込んじゃったのがきっかけです。私もそうですし家族も誰一人、歌舞伎を見たことがなかったぐらい。最初は本当になんだかわからないままにはじめたんですが、その第一歩として教えられたのが礼儀作法。礼儀とは人を思いやる心なんだ、ということです。それまで自分のことしか考えない自由奔放なヤツだったのですが(笑)、歌舞伎のおかげで相手を慮ることができるようになりました。

そんな私が就活の時期に狙ったのは教育業界と広告業界。歌舞伎を習ったことにより、私は日本文化の奥深さに夢中だったのですが、意外とみんな知らなかったりする。自国の文化なのに。それって悲しいことだなと思いました。だからそれを教育という立場で教えていくか、それとも広告を用いて広めていくか。この二択だったんです。結構、迷いながらの就活ではありました。フォースリーを知ったのは紹介会社の担当の方から。はじめてその方と面接したその晩に「明日、阿部さんにものすごく合いそうな社長がくるから1時間でもいいから来れない?」と電話がかかってきたんです。そんなに推してくれるのならよっぽどだ、と思いアルバイトのシフトを調整しました。

人をちゃんと見て本質で話すことの大切さ。

それまでの就活で感じていたのが、やっぱり学生と企業の騙し合いみたいなところがあるな、ということ。高校生の演技コンテストみたいな(笑)。でも林代表だけは嘘ついていなかったんですよね。会社の説明よりもお金の使い方の話をしてくれたり。なんだこの変わった社長はと興味を抱きました。その後、フォースリーの方々と面接を重ねていったんですが、みなさん本当のことを喋っていると感じるところがあって。

でも実は、内定をいただいてからも悩んでいました。というのもまだ私のことを全部知ってもらえていないような気がしたんです。ちょっぴり複雑な家庭のこととかも含めて全て知ってもらった上で仲間に入りたかった。だから最終面接のプレゼンで全部話したんです。そうしたら林代表は「うん、多分内定だよ」という反応。ちょっと納得いかなかったんです(笑)。もっとちゃんと私を欲しい理由を聞かせてほしかった。で、モヤモヤしていたら内定承諾書の提出日に林代表が時間を作ってくれて「阿部さんが欲しい理由は実は不採用にした子がいて、その子より阿部さんのほうがちゃんと耐え抜く力があると思ったから」と言ってくださって。忙しい社長がずっと私のこと考えてくれたんだ、やっぱりひとりひとりをちゃんと見て本質で話してくれる人なんだ、と思ったんです。もう悩む必要はありませんでした。

メディアの記事を書く仕事は歌舞伎と似ている。

新卒同期の中で私だけが違う部署に配属されました。メディア部で記事を書く修行中です。この仕事、実はちょっと歌舞伎と似ているところがあって。自分を表現するというか…どういう動きをするとどう見られるか、という考え方が共通しているんです。記事でもこう書くとこう読まれるんだから、だったら紹介の仕方はこっちのほうがより伝わりやすい、というような方法論ですね。

とはいえ、まだまだ駆け出しなので思うようにいかないことのほうが多いです。特に私の所属部署はみなさん独立主義で。教えてもらうと言うよりは盗む。仕事も降りてくるのを待つんじゃなくて自分で取りに行く。最初ちょっと不安になったぐらいです。でも私の性格が掴み取るタイプ、というかゼロイチが好きってことを林代表が見抜いた上でこの部署に入れたんだな、とわかって。そういわれてみれば確かに性に合うなと(笑)。この会社ってあらゆるところでいろいろな人がさまざまな距離から見てくれているんですよね。それがわかってからは安心感に包まれています。

それぞれの背景にある理由を大切にしていきたい。

仕事に向き合う上で大事にしているのは、理由を大事にするということ。やはり一人で仕事するわけではありませんから、相手が何かを言った時にどういう気持ちだったのか。背景に何があるのか。それをしっかりと押さえられるようにしていきたいです。もちろんひとつひとつの仕事にも理由がありますから、そこを見極めていく。まあ、そのおかげで仕事を覚えるのに時間がかかり過ぎちゃうって弱点もあるんですけどね(笑)。それこそ理由がなんだろう、と思っちゃうので。きちんとわからないと前に進めないところがあるんです。こだわりが足を引っ張ってるのかな、と反省することもあります。

でもそれがあるからこそ、新しく入ってきた人に教えられるかなって。気持ちの面からも助けてあげることができますし。就活の時に迷っていた教育を、というわけではありませんが、人を育てられるようになりたいですね。そして私が感じているように、いつもどこかからその人を見ててあげられるようにもなりたい。フォースリーのいいところはあったかいところ、愛があるところです。他人は他人と割り切っちゃって、という環境も多いので。それに比べるとみんな本当に愛が深いというか、優しいんですよね。

クールな視点、大人な目線。落ち着いた表情で就活時からいままでを振り返ってくれた阿部。言葉を選びながら語られるストーリーは、まるで目の前で映像として立ち上がってくるかのようなリアリティを持つ。しかし阿部の社会人キャリアははじまったばかりだ。この先もバラエティに富んだ物語がたくさん生まれることだろう。なんといっても芸達者揃いのフォースリーが舞台なのだから。(取材・構成・文/早川博通 撮影/小野千明)

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